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2001.Mar.5

 プ ル コ ギ

晩ご飯。乙支路4街という駅近くの‘ウレオク’というレストランへプルコギを食べに行く。醤油、砂糖、にんにく等で作ったヤンニョムというたれにつけた薄切り牛肉を、真ん中が盛り上がった鉄板で焼いたもの。ヤンニョムが甘めなので、焼肉というより、すき焼きに近い味付け。サンチュに包んで食べる。甘くてやらかくて、めっちゃおいしーいっ!!!ビールとプルコギ2人前で3700円。

地下鉄に乗り、東大門市場(トンデモンシジャン)へ。ここは夜になるとパワー全開になる。夜の10時半〜明け方の5時の間しかオープンしない衣料品のお店がいっぱい。食べ物の屋台もいっぱい。どこからかぞろぞろとたくさんの人が集まってきて、ぎらぎらした活気にあふれてる。このエネルギーすごいなー。DOOSANTOWERという2000店もの小さなショップの入ったビルは、フロアーごとに女性衣料、くつ、アクセサリーなどなどジャンルごとに別れてる。ここのくつ売り場の階で、あっこも私もお買い物。値切るのにも力が入る。安い物が山盛り売ってるのだけど、コレ欲しいーっ!って思えるものを探すのはとてもたいへん。ソウルの熱気を感じながら、遅くまでうろうろしていたけど、さすがに疲れて1時前にタクシーでホテルに戻った。

2001.Mar.6

6時半起床。ホテルをチェックアウトして空港へ向かう途中、1ケ所お土産物屋さんへ寄るというのがコースについていた。起きて数時間も経っていないところへ、いろんな種類のキムチを試食させられる。(まさにさせられてるという感じ!)朝からけっこうキツイわー。柚子茶とキムチを買うことにして、それでもなんだか高いような気がして、おばちゃんにお願いして、おまけして。って頼んでみたら、キムチラーメンを2つつけてくれた。キムチはソウル市内の市場で買おうと思って、日本からタッパまで持参してたのに、結局買えなかったことが、悔やまれた。それから地酒の‘マッコルリ’を飲めなかったのが心残り。帰りの飛行機は無臭。あっこと、「飛行機ぜんぜんクサくないよなー。」って言ってたけど、家に帰ると、家族にめっちゃニンニクくさいで。って言われた。自分達の鼻がマヒしてたんや。。。その後2日ほど、周りに迷惑な匂いを放っていたようです。


=impression=

日本に一番近い国、韓国に対してこれまで私達の国がしてきたこと。その歴史を考えると、反日感情を持った人も少なからずいるのだろうと思っていた。けれども私の出会った韓国の人たちは皆とてもさりげなく優しくて、人を思いやる暖かい気持ちの持ち主ばかり。それがとても嬉しくて、特に印象的だった。過去は消えないけど、日本人だから、とか特別な感情を抜きにして、暖かく接してくれるその人柄に魅力を感じた。韓国は焼肉とお買い物をしに行く所。というイメージが強かったけど、それだけじゃなく、見る所もたくさん。短時間の割に内容はてんこ盛りの旅になったけど、これは二泊三日では足りないな。たいていどこでも日本語が通じたのであまり外国へ行ったー。って気はしなかったけど、こんなに近くて楽しい韓国。ますますアジアの魅力にはまりそう。韓国リピーターが多いのも納得できる気がした。また行かなくちゃ。    ー 完 ー