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2000.Sep.28

Sirmione  シルミオーネ

7時起床。目覚めると、昨夜は暗くてよく分からなかった湖が姿をあらわす。ベランダに出るとリゾートの雰囲気が漂っており、気持ちいいー。朝食、しっかり腹ごしらえをし、旧市街地を散策に。シルミオーネはローマ時代からの有名な保養地で、ヴェローナを治めたスカラ家の城もある。城と町と湖が一体化しているというか、こじんまりとした何とも言えんええ感じの町並。初日から飛ばしすぎ!っちゅう勢いでカメラのシャッターを切りながら、てくてく歩き回る。細い通りを抜け、ぱっと明るい光のさす広場に出ると、ブーゲンビリアが壁をつたってもりもり咲いてる広場があり、いそいそとスケッチ。 ホテルへ戻る道で、パンナコッタ味のジェラートを買い食い。たまらんです!

Verona  ヴェローナ

そして昼からは‘ロミオとジュリエット’の町、ヴェローナへ。この町を訪れるのは約12年ぶり。以前の印象では、静かでしっとりとして、ちょっとうらぶれた古都というイメージやったのが、ぜんぜん違ってた。観光客が多く、栄えてる。そういえば、前は恐ろしく寒い真冬に来たんやった。まずはランチ。ベーコンホワイトソースのペンネ、しゃけと野菜のクリームソースかけ、パン、本日2度目のジェラートはチョコチップ味。お腹こわさんのが不思議な程の食欲。ジュリエッタのバルコニーを目指しながらうろうろ。入り口がとても小さくて、分かりづらいの。この中庭のジュリエッタの像の右胸を触ると、幸せな結婚ができると言われている。目的達成!

カステルヴェッキオとスカリジェロ橋へ向かう途中、画材屋さん発見。迷わず立ち寄る。何か作りたくなって、ブルーが鮮やかなモザイクタイルを購入。橋をわたり、向こう岸からお城をスケッチ。いくら時間があっても足りないよー。 夕食後、夜のシルミオーネへ繰り出す。遅い時間でも、秋にバカンスを楽しむ人たちでにぎわってる。お昼間とはまた違った雰囲気で、水にうつる町の光が美しい。ワインの心地よい酔いも手伝って、ごきげんさん。鼻歌など口ずさみながらホテルに戻る。

そこら中にある‘BAR’(バール)は、いわゆるカフェ。もちろんアルコールも飲めるし、ピザやら軽くつまめるもの、デザート類もある。感動的なのは、コーヒーがとびっきり安くて美味しいこと!エスプレッソ約85円。カプチーノ約150円。

お土産物やさんで、ポルチーニ茸を大量入手。日本で買うこと思ったら、めっちゃ安い!あとポルチーニの固形スープ(リゾット用)とか干しトマトも買う。いやーん。嬉しい。帰ったらイタリアン三昧!スーツケースいっぱいに良い香りが漂うこの満足感!よだれ出ます。